簡単＆節約！おしゃれな三つ折り席次表をWordで作る方法

席札や席次表などのペーパーアイテムを手作りすると、結婚式費用を大幅に節約できます。

けれども、「専門的な知識が必要で難しそう…」と不安な方も多いはず。

私が手作りの席次表に使用したのは、ほとんどの人が使ったことのあるはずのWord（ワード）です。

かかった費用は、ほぼ印刷代のみ！

しかも、kinko’s（キンコーズ）に印刷をお願いしたので、自宅プリンターを使用した際の紙詰まりや印刷ミスのトラブルもなく、ノンストレスで印刷ができました。

パソコン初心者でも簡単にお安く席次表を作る方法を紹介します！

この記事はこんな方におすすめ！

Wordを使った席次表の作り方が知りたい人
ペーパーアイテムを節約したい人
キンコーズを使ってみたいけど、不安な人

席次表の相場は？

式場・提携業者に依頼	外部業者に依頼	自分で手作り
800円～1500円	400～600円台	250円～

引用：http://結婚式の席次表は式場・外注・手作りそれぞれいくらくらいかかる！？種類別費用 | みんなのウェディングニュース (mwed.jp)

式場・提携業者に依頼したり、インターネットを利用して外部業者に依頼すると、1部あたり400円以上かかるため、人数が多いほど費用がかさみます。

今回は私は「三つ折り席次表（A4サイズ）」を手作りして、1部あたりにかかった費用は146円。

予備含めて20部印刷し、たったの2,944円で席次表を作ることができました♪

三つ折りの席次表にした理由

シンプルで見やすい
紙１枚で作れるので低コスト
折り畳みに手間取らない

今流行りのおしゃれなプロフィールブックや、観音開きタイプ、くるくるロールタイプなどとても悩みました。

しかし、高齢の親族も参列するため、見やすさと実用性を一番に考えて、シンプルな三つ折りの席次表を作ることにしました。

三つ折り席次表の作り方

こちらが私が作った席次表です。OfficeソフトのWord（ワード）とCanvaを使って作りました。

Wordで作ったと言うと、「えっ、買ったんじゃないの！？」と全員に驚かれて満足しています。

外面はこんな感じ↓

中面がこんな感じです↓

ちょうど閉じた時の裏面が、料理メニューとドリンクメニュー表なので、ゲストが見やすい仕様になっています。

①Wordの無料テンプレートをダウンロードする

席次表の無料テンプレートは、数々のペーパーアイテムの業者さんが公開されています。私が使用させて頂いたのは、以下のサイト様のものです。

表紙やドリンクメニューなどの外面

結婚式席次表のテンプレートを無料ダウンロードして手作り!A4、A4ワイドサイズ |結婚式招待状・席次表の通販 | 手作りも印刷もおしゃれで安いココサブ (cocosab.com)

使用したデータ：A4サイズ　プロフィール・挨拶・メニュー表【三つ折り】

席次表の中面

手作り席次表無料テンプレート | 【bless(ブレス)】結婚式の招待状・席次表・席札を高品質・低価格の手作り・印刷専門店 (blessnet.jp)

使用したデータ：2列40名席次表（人数や配置に適したものを選んでください）

ダウンロードができたら、席次表をおしゃれにするポイントを説明していきます！

②おしゃれな無料フォントをダウンロードする

Wordにデフォルトで入っているフォントではなく、おしゃれでかわいいフォントを新たにダウンロードしましょう。一気に垢抜けます。

インストール後は、Wordのフォントの中から選んで使用してください。

おすすめは「うつくし明朝体」です。

うつくし明朝体は、日本語のフリーフォントです。ほどよい太さで見やすく、和婚にも合います。

フリーフォントうつくし明朝体 – 日本語ウェブフォント (flopdesign.com)

手書き風の英語フォントはこちらにまとめられています。私はParisienneを使用しました。

エレガントな無料の筆記体フォントをご紹介します！ (shutterstock.com)

③前撮り写真を使う

良い感じに撮れた写真を表紙に使いましょう。素材を探す手間も省けます。

④Canvaでロゴを作る

私はCanvaで↑のような結婚式のロゴを作って、席次表の表紙に載せました。

私が使用したCanvaには、プロのデザイナーが作ったおしゃれなデザインのテンプレートが61万点以上用意されています。今や節約花嫁に必須の無料ツール！

特別な技術がなくても、おしゃれなペーパーアイテムが作れる優れものです。

まずは、Canvaのトップページのタブから、ロゴを選んで編集しましょう。

ロゴは色も自由に変更できるので、結婚式のイメージカラーにすれば、統一感がでますよ。

おしゃれな表紙のテンプレートも

Canvaには、↑のような、結婚式に使えるおしゃれなテンプレートがたくさんあります。

前撮り写真がなかったり、表紙に自分たちの写真を使いたくない人は、Canvaを使えばOK！

有料のCanva Proへの加入がおすすめ

Canvaは無料でも使えますが、選べる素材や機能に制限があるのが難点。正直に言うと、無料会員では使えないプレミアムテンプレートの方が、おしゃれなものが多いです。

そのため、よりおしゃれでかわいいデザインにこだわりたい方は、無料期間だけでもCanva Proに加入しておきましょう。

61万点以上のテンプレートすべてが自由に使用できるようになり、デザインの幅が広がります。

Canva Proを使えば透過もカンタン

ロゴを透過しないと、不要な背景が残ってしまいます。例えば、画像の上にロゴを乗せたときに、背景が透けていないため、こんな風に不格好になります。

透過の機能（背景リムーバ）を使うには、Canva Proに加入する必要があります。

この機能もかなり役に立つので、加入しておくと編集がラクになりますよ。

30日間の無料トライアル期間だけでもいいので、加入しておくのがベター。

あず

私の感想としては、Canva Proに入っておいた方が圧倒的にイライラしません。

無料会員のまま編集していると、頑張って作ったのに有料テンプレートだったーー！！ってときが結構あって、鬼忙しい結婚式前に、マジで泣きそうになります。

さらに、パソコンが苦手な人ほど、機能が豊富になり編集が楽になるので、加入をおすすめします。結果的に時短になるよ！

⑤中面を作るときの注意点

外面がデザインできたら、次は中面です。

席次表は、折り目が名前に被らないようにするのがマナー。配置に気を付けてください。

私は後でキンコーズで印刷するときに、試し刷りしてデータを微調整しました。

Wordで困りやすいポイント

Wordの操作で悩んだときは、こちらを参照してください。

画像が動かせないとき

Wordに画像を挿入する際は、Word上部の「図の形式」タブを選択し、「文字列の折り返し」をクリックします。初期設定では［行内］になっていますが、［四角形］に変更すれば、うまく配置できます。

文字を挿入したいとき

Word上部の「挿入」タブを選択し、「テキストボックス」をクリックし、シンプルタイプを選びます。これで、好きな場所に文字を入れられるようになります。

テキストボックスに枠線ができてしまう…という場合は、上部の「テキストボックス」タブ➡図形の枠線➡枠線なしを選べば消えます。

キンコーズで印刷しよう！

kinko’s(キンコーズ)は、コピー・プリントから製本・パネル・ポスター印刷等を「1枚から」24時間サポートしてくれる印刷ショップ。 作ったデータをUSBに入れて、キンコーズへ持って行きましょう！

キンコーズでしてもらったこと

データの確認
紙の選定
印刷
折り加工
断裁

家のプリンターでうまく印刷ができず、困っているうちに半日が経つ…なんて経験が私には何度もあるので心配していましたが、理想の席次表が作れて安心しました。

あず

ミスに気付いたときも修正できるように、キンコーズへは、pdfではなく、Wordデータを持って行くのがおすすめです！私は印刷直前に入力ミスに気付いてギリギリセーフでした…。

キンコーズを使うメリット

キンコーズの強みは顧客対応力です。「結婚式の席次表で、こういうのが作りたくて…」と説明すれば、おすすめの紙や折り加工のサービスなど、すべて提案してくださいます。

特に、印刷前に「席次表のゲストの名前の部分がギリギリ折り目と被る」と店員さんが指摘してくださったときは、店員さんが神様に見えました…！不安な方は、店員さんに試し刷りを頼んで、チェックしてもらいましょう。

また、折り目加工は1か所あたり10円でした。

とても安いので、特に不器用さんは、店員さんに任せた方が無難です。

本来は２４時間営業ですが、コロナ禍で営業が不規則になっている場合があります。必ず店舗の営業時間を確認してから来店しましょう！

まとめ

席次表はWord（ワード）でも作れる
KINKO’S（キンコーズ）で印刷すれば安くてカンタン
有料のCanva Proに入れば素材を作るのが楽
手作りでは物足りない人は、業者から買うのがおすすめ

あず

私はパソコンがあまり得意ではないけど、コツを掴めばとっても簡単だったよ！

デザインはぜひ工夫してみてね！