少人数の結婚式が増えている理由
新型コロナウイルスの影響により、密を避けるため、家族での結婚式や少人数婚、フォトウェディングを行うカップルが増えています。 なんと30名以下の挙式実績は昨年比の3.6倍に。
大人数で集まるリスクを減らしながら、一般的な挙式・披露宴の相場よりもコストを抑えられることも、人気の要因になっています。
(参考出典:~30名以下の挙式実績は2020年比約3.6倍に~ニューノーマルの結婚式の形 上質な少人数結婚式を5万円台で提供開始|タメニー株式会社のプレスリリース (prtimes.jp))
筆者も家族婚をすることに
- 規模:親族17名の家族婚 (新郎側:6名、新婦側8名。新郎新婦除く)
- 結婚式スタイル:挙式&披露宴を実施
私は元々60人規模の結婚式をする予定でしたが、コロナの影響で家族婚に変更。
挙式には友人を招待しましたが、感染リスクを減らすため、披露宴は親族のみで行うことに。
披露宴をやめて、食事会に変更するべきか悩みましたが、
「食事を囲むだけでなく、みんなが楽しめる結婚式をしたい」
「身内だけでも、思い出に残る結婚式がしたい」
という想いがあったため、食事会には変更せず、あくまでも披露宴を行う方向で進めました。
不安だったこと
今まで親族だけの結婚式に出席したことがなかったので、全くイメージが持てないのが不安でした。
「本当に親族だけで盛り上がるのだろうか…。」
「物静かな人が多いので、シーンとして気まずい雰囲気になったらどうしよう…。」
と恐れていたので、ただの宴会にならないよう、サプライズありきの珍しくて盛り上がる演出を考えました。
「食事会でよかったじゃん、とは思わせないぞ!」という意気込みで臨むことに。
小規模な結婚式で人気の演出
- キャンドルリレー
- リングリレー
- フラワーガール
- リングボーイ etc…
少人数でもできるゲスト全員参加型の演出が人気のようです。 姪っ子や甥っ子に協力してもらっても、場がなごみますね。
実際に行ったおすすめの演出
親族が退屈しないよう、実際に行った演出を紹介します!
派手ではありませんが、どれも好評で、思っていたより盛り上がりました。
たとえ定番でも余興があるとメリハリが出るので、何か演出を入れるのがおすすめです。
挙式でのお肉トス
ブーケトスをやめて、お肉のぬいぐるみを投げる「お肉トス」にしました。
無事キャッチした人には、黒毛和牛をプレゼント! 珍しいだけでなく、シャッターチャンスにもなり、老若男女問わず盛り上がりました。
ラストバイト
ウェディングケーキを使った定番のファーストバイトの後、両親からのラストバイト。
ラストバイトは、両親から新郎新婦へケーキを食べさせてあげる演出のこと。
親から子どもへの食べ収めの意味があるそうです。
私はお色直しの退場をきょうだいにお願いしたので、母親にもスポットが当たるようラストバイトを選びました。
親族にインタビュー
司会からサプライズで指名して、親族に簡単なお祝いの言葉を頂きます。
私は、叔母が自分の知らない幼少期の頃のエピソード話してくれたのが嬉しくて、まるで宝物をもらったような気持ちに。新郎側の親族は感極まって泣きながら答えてくれたので、感動的な場面になりました。
ただ、親族の性格によっては困らせてしまう可能性も。事前にインタビューしてほしい人を決めて、プランナーにお願いしておきましょう。
ムービー
新郎新婦からの余興のつもりで、オープニングムービー、プロフィールムービー、エンディングムービーをすべて用意しました。 ドローンを使った壮大なムービーだったので、かなり印象的だったようです。
友人からの祝辞
元々、結婚式で祝辞を読んでもらう予定だった友達に、お願いしました。
披露宴は親族のみに変更となったので、司会に代読してもらうことに。
素晴らしいスピーチの内容のおかげで、親族内での私の株が上がるとともに、一生の宝物になりました。
友人は式場に祝辞を郵送してくれたので、私も当日まで内容を知らないまま。愛にあふれた祝辞に、嬉しくって涙が止まりませんでした。
お色直し
演出と言えるかは微妙ですが、お色直しは最も盛り上がった瞬間の一つです。
やはり衣装が変わるだけで、ガラッと雰囲気が変わる感じ。とても喜んでもらえました。
ちなみにウェディングドレスから和装にチェンジしたため、高齢の親族に特に好評でした。
サプライズのデザートビュッフェ
定番ですが、ゲストには嬉しい演出!
私達は席次表には「デザート」としか書かず、デザートビュッフェをサプライズ演出にしました。
お料理の量が足りなかったらどうしよう、という不安も払拭できて一石二鳥です。
花嫁から両親への手紙
これも定番ですが、両親をよく知る親族だけだからこそ読みたかった。 父が涙を流していて、ちゃんと読んでよかったなと思いました。
両親へ体重米のプレゼント
両親への記念品贈呈のタイミングには、手作りの体重米を渡しました。
体重米とは、新郎新婦が生まれたときの体重と同じ重さのお米を、赤ちゃんに見立てて風呂敷やおくるみに包んだ贈り物。
きっとプレゼントは花束だと思っているだろうと予想して、珍しいプレゼントで両親にサプライズ!
親族も驚いたようで、「あれすごかったねー泣けたよ~」と後でいろんな人に言われました。
親族だけの結婚式で感じたメリット
- 気を遣わないアットホームな式ができた
- 一人一人に丁寧に感謝を伝えられた
- 親族との絆が深まった
- 新郎新婦もお料理のコースをすべて食べられた
- 両親が気を遣わないで済んだ
親族だけの結婚式は、想像していたよりもずーっと良かったです!!一生の思い出になりました!
親族に直接お祝いの言葉をもらうことで、「こんな風に大切に想っていてくれたんだ…」と嬉しくなり、今までよりも大切に想うきっかけになりました。
結婚式を境に、以前より甘えられるようになったくらいです。
友人がいたら、シャイな親族がこんなに前に出てくることもなかったと思います。
「親族だけの披露宴なんてする意味あるのかな」と悩んでいる方がいれば、ぜひおすすめしたいです。
デメリット
- 友人が参加する結婚式に比べれば、落ち着いた雰囲気にはなる
- 写真撮影に順番待ちができることがなく、ちょっと手持無沙汰
やっぱり、友人が参加する結婚式に比べれば、少し盛り上がりに欠けます。
同じような雰囲気を想定していると、ギャップに驚いてしまうかもしれません。
友人の結婚式では、写真撮影も順番待ちですが、親族だけだとそれもなく、ちょっぴり寂しい場面も。
それでも、今まで感じたことのないアットホームであたたかい空気の中で、楽しい時間を過ごすことができました。
きょうだいなどに、「親族引っ張って写真撮りにきて~!!」とあらかじめ声をかけておくと良いかもね。母親くらいの年齢になると、「老けて写るのがいや!」と言って写真を嫌がることも結構あるんだよね。
わかるわ。でもせっかく一生に一度、しかもプロに撮影してもらえる機会なので、みんなで楽しく写真撮影できるといいよね。
少人数婚を検討している方におすすめの式場紹介サービス
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